産学官コンソーシアム
「AI × フュージョンサイエンスヒルズ」(仮称)
AI・データ科学導入による産業革新と、フュージョンエネルギー開発の加速。 コンソーシアム設立に向けた「準備会」の参画メンバーを募集しています。
コンソーシアムの目的
フュージョンエネルギー(核融合エネルギー)は次世代スマートエネルギーとして、世界的に開発競争が激化しています。その実現には、製造、材料、計測、情報、半導体、プラズマ、レーザーなど、多様な産業技術が必要です。
本コンソーシアムは核融合科学研究所内に設立予定で、日本が持つ高度な産業技術と最先端のAI・データ科学を結集し、フュージョンエネルギー(核融合発電)システムの実現を加速することを目指します。中核となるのが、ムーンショット型研究開発プロジェクト「超次元状態エンジニアリングによる未来予測型デジタルシステム」など、学術研究プロジェクトです。
- 主な連携プロジェクト: 超次元状態エンジニアリングによる未来予測型デジタルシステム (MS10DS)
こんな企業の皆様へ
- フュージョンエネルギー産業への参入可能性を知りたい
- 自社の抱える技術的問題を、AI・データ科学で解決できるか相談したい
- スマートエネルギー分野の最新動向を知りたい
- AI・データ科学を製造現場へ導入したい
- 分野横断型の共同研究を進めたい
- 自社技術とAI・データ科学を統合できるスキルを身に付けたい
専門分科会
4つの専門分科会(名称はいずれも仮称)で活動します。分科会は変更・増設される可能性があります。
I. AIメソッド
実験・シミュレーションとの連携も含めた、AI・データ科学・数理科学(AI等)の手法。
機械学習、ニューラルネットワーク、ベイズ推定、大規模シミュレーション、スーパーコンピュータによるビッグデータ生成、AIコンピューティング(Python)、生成AI活用プログラミング など。
代表(暫定):吉見一慶(東京大学物性研究所、MS10DSプロジェクト)
II. AI応用
フュージョンエネルギーシステムおよび周辺分野における、AI・データ駆動型手法の応用。
フュージョンエネルギーシステム開発、製造、材料、計測、半導体、情報、プラズマ、レーザーなど。
代表(暫定):今寺賢志(京都大学大学院エネルギー科学研究科、MS10DSプロジェクト)
III. マテリアルズ・インフォマティクス(MI)
フュージョンエネルギーシステムおよび周辺分野での材料開発における、先端的インフォマティクス。
実実験が困難な現象に対する材料・プロセス・材料計測等の各種インフォマティクス、超伝導材料・コイル、極限材料(高温・核融合炉環境)など。
代表(暫定):原嶋庸介(奈良先端科学技術大学院大学物質創成科学領域、同大学院データ駆動型サイエンス創造センター、核融合科学研究所超高流束協奏材料ユニット、MS10DSプロジェクト)
IV. スマート・エネルギー技術
フュージョンエネルギーとスマート電力・エネルギーとのコンビネーション技術など、スマート・エネルギー技術におけるAI等手法の応用。
カーボンニュートラル、グリーントランスフォーメーション(GX)、ワット・ビット連携、再生可能エネルギー、エネルギーサプライチェーン、水素製造、カーボンキャプチャー など。
代表(暫定):仲村直子(核融合科学研究所核融合科学学際連携センター)

活動予定・スケジュール
主な活動予定
- 第一線研究者による、技術や分野動向のセミナー
- AI・データ科学の基礎講座とツール実習
- 先進ソフトウェア講習会
- 技術相談
- 人材交流・リスキリング支援
スケジュール
| 年度 | 内容 |
|---|---|
| 2026年度 | 準備会発足、設立準備活動、セミナーなど一部活動を開始 |
| 2027年度 | コンソーシアム設立・活動開始 |
注:本コンソーシアムは、自然科学研究機構産学官連携会員制度に基づいて設立される予定。
イベント
準備会に関連するイベントのご案内です。
-
2026年10月15-16日(共催イベント)、講習会「生成AIによるプログラミング入門」
ハイブリッド開催(多治見・オンライン)、本コンソでの担当分科会:専門分科会I(AIメソッド)
https://indico.nifs.ac.jp/event/105/ -
2026年11月5日、講習会「ARIM-mdxデータシステム活用セミナー」
ARIM-mdxデータシステムは、全国の実験施設やスーパーコンピュータと連携し、 材料研究におけるデータの収集・保存・共有・解析を支援する研究データ基盤である。
本セミナーでは、ARIM-mdxの基本的な仕組みと利用方法を、具体的な活用例を交えて紹介する。
計測やシミュレーションに携わる研究者・技術者が、自らの研究での活用や、 研究グループ・組織におけるデータ基盤の整備を検討するきっかけとする。
https://indico.nifs.ac.jp/event/106/ -
2026年12月1-2日(予定)、スクール「Gateway to Fusion Science 〜核融合の基礎から、研究開発の最前線へ〜」(略称:G2Fスクール)
ハイブリッド開催(対面会場:多治見産業文化センター)、本コンソでの担当部署:事務局。
内容:他分野の研究者や企業技術者が、核融合研究開発の世界へ踏み出すための「入口」となる短期集中型スクールです。磁場閉じ込め型核融合炉における「実験」「理論・シミュレーション」「材料」の3分野を柱として、各分野の専門家が、I:概論とII:先端課題の2段階に分けてレクチャーします。核融合の基本的な考え方や研究開発の全体像を効率的に理解するとともに、現在どのような最先端研究が進められ、実現に向けてどのような課題が残されているのかを学びます。本スクールを通じて、核融合分野と異分野の研究者・技術者が、知識や課題意識を共有し、それぞれの専門性を核融合研究開発へとつなげるきっかけを提供します。異分野の知識・技術と核融合科学が交わることで、新たな研究開発や連携が生まれる土台を築くことを目指します。
講師:永岡賢一(NIFS;実験分野担当)、 福山淳(京大; 理論・シミュレーション分野担当)、 室賀健夫(NIFS;材料分野担当)
注:詳細は、本ホームページ、および、本コンソメーリングリスト(本ページ文末を参照)などで告知します。興味がある方は、メーリングリストへの登録をお願いします。 -
日程未定(主催イベント)、ODAT-SEミーティング
ハイブリッド開催(対面会場:未定)、本コンソでの担当分科会:専門分科会I(AIメソッド)。
注:詳細は、本ホームページ、および、本コンソメーリングリスト(本ページ文末を参照)などで告知します。興味がある方は、メーリングリストへの登録をお願いします。
注:過去の類似イベント:2025年5月8日、https://indico.nifs.ac.jp/e/odatse-meeting-202505 -
日程未定(主催イベント)、データサイエンス入門(仮題)
ハイブリッド開催(対面会場:未定)、本コンソでの担当分科会:専門分科会I(AIメソッド)。理工系学部1年次程度の知識を前提とします。
注:詳細は、本ホームページ、および、本コンソメーリングリスト(本ページ文末を参照)などで告知します。興味がある方は、メーリングリストへの登録をお願いします。 -
日程未定(主催イベント)、エネルギーサプライチェーン検討に役立つ施設配置問題の基礎(実践編)
アウトリーチ活動として、下記イベントに参加予定です。
- FUSION POWER WORLD(SMART ENERGY WEEK内)
幕張メッセ(9/9-11)、 インテックス大阪(11/18-20)。NIFSブースの一部として参加。
終了したイベントは、過去のイベントのページに年度ごとにまとめています。
対象会員機関
- 民間企業・金融機関
- 研究機関・大学・研究者
- 自治体・行政機関
趣旨にご賛同いただける機関・個人を広く歓迎します。最新情報の受け取りを希望される方は、メーリングリストへのご登録をお願いします。
お問い合わせ
準備会では、今後勉強会などの各種イベントを開催する予定です。 イベント情報を配信するメーリングリストへの参加をご希望の方は、 下記の事務局メールアドレスに、氏名・ご所属・職位(学生の場合は学年)・メールアドレスを明記の上、 件名を「メーリングリスト参加希望」としてお送りください。
その他ご相談やお問い合わせも同じメールアドレスにて受け付けております。
- メール: aif-con _at_ nifs.ac.jp
- 担当: 大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 核融合科学研究所 AI × フュージョンサイエンスヒルズコンソーシアム準備会事務局
- 準備会世話人(暫定): 星健夫、仲村直子、草場穫、梶川秀親、松田玲瑠(核融合科学研究所)
このサイトは準備会の活動状況に応じて随時更新します。